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2009年10月16日 (金)

市場参加者の横顔=国内編10、機関投資家その2

市場参加者の横顔=国内編10、機関投資家その2

 それでは機関投資家を個別に取上げて行こう。生命保険は80年代後半は世界でもその名を「ザセイホ」と称され恐れられた。海外投資のガイドラインが緩和され債券、株だけでなく海外生保への出資から不動産投資までに及んだ。しかしその後は日本国内でのバブル崩壊により不良債権を抱え込み、その処理の為に海外資産の売却に及び、それが急激な円高を招いた。また日本の金利が急激に低下し、円高にもなった為、顧客に保証した予定利率と実際の運用利回りが逆ザヤとなったことがさらにその後の海外投資を慎重にさせた。それはいくつかの生保が破綻するほどの厳しい状況となった。

1990年代後半からの生保の海外投資の動きは極めて慎重となっている。概ね全社横並びだ。

 日本国内での地震リスクなどの最低限保有すべき海外資産を除けば、為替リスクを追う投資は極めて慎重で、残高は横ばいか微増が続いている。特別に長期保有出来る債券を除けば、時価会計なので為替の変動で収益をぶらすことも避けている。運用は国内債券、国内株が中心となったことが長期的な円高を招いたとも言える。最近の外債投資計画については各社の決算書にその計画が明らかにされている。1980年代から北米重視主義でドル債券保有は積みあがっているので現在はユーロを中心とした分散型に変わりつつある。かつての為替市場での主役の地位は外貨投信や個人の外貨証拠金、年金などに譲っている。

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