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2009年10月 9日 (金)

投機筋はどこにいるのか1

投機筋はどこにいるのか1」

 

 相場変動が理解出来なくなると、必ず出てくるのが、「投機筋、ヘッジファンド、チャート、利食い、損切りのせいだ」等の言葉である。あれだけ熱心に理論的風に予測解説していたのに、簡単に上記の言葉に屈してしまう。せっかくそれなりに考えた相場観も変えてしまう。もう少し自分を大切にして欲しい。

BISの統計で世界の1日為替の出来高は12千億ドルでわずかな2%程度の1210億ドルの貿易取引を追っていてもわからないと言う。BISへ報告する日銀の統計では日本の4月の1日の平均為替取引高は1989億ドルと言う。日本の1日の貿易取引は39億ドルなのでこれも世界と同様2%程度であり、やはり残りの98%投機筋の動きはわからない、相場はやはりわからないでチャートに走ったり、占いのような相場予想に走ったりしてさらに問題をわかりにくく、あたりにくくする。そして冒頭の「○○」のせいだになる。特に日本人は舶来信仰があり、ヘッジファンドのような言葉を使えば、内容はわからず「はっはあ」と最敬礼、土下座をして相場観を変えてしまう。今もそのような状況だ。

しかし相場を動かしているのは投機筋ではなく、円相場は日本人であり、あるいは日本の金融商品を売買する外人であり、国際収支やそれに関連する統計に表れている。

11989億ドルのうち対顧客取引は217億ドルで、インターバンクスポットは313億ドルであり、合計530億ドル、26%を締める、残り74%、1459億ドルはスワップ、フォワード取引で為替相場変動には関係がない。(続く)

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