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2009年10月21日 (水)

海外参加者の横顔=ヘッジファンドその1

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海外参加者の横顔=ヘッジファンドその1

 ヘッジファンドが相場を動かしているというが、本当にそうなのだろうか。私は一時名だたる殆どのヘッジファンドを取引先とする銀行でディーラーをしていたことがある。ただ彼らがいつもデイトレーダーのように頻繁に為替相場を動かしていることはない。多くは、株式、債券、土地などの長期保有にかかわる為替であり、頻繁には売買しない。デイトレーダーのようなことをする部門もあったが、リスク管理は厳しく、1%程度損をすれば損切っていたようなスタイルだ。金額は例えば円では5ヤードから10ヤード単位。1ヤードは10億円なので50億円から100億円。多いのは12.5ヤード。これはシカゴIMMの円の取引が1枚1250万円なので、その1000倍。

 多くのヘッジファンドがあるが、彼らも横並びで同じ方向で取引することが多かった。情報を交換しているのではなく、彼らと取引している銀行のカスタマーディーラーから同じ情報を得て取引しているようだった。10社もあれば、一気に100ヤード(1000億円)程度にもなり油断していると、その玉を受けたディーラーが大損することもあった。但しそんなことは2、3ヶ月に一度くらい。それでも市場では誰が売っている買っているかわからなければヘッジファンドの仕業としていることが多かった。正体がわからぬ人にしてしまったほうが都合が良かったのだろう。

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