金より白金が高いのが平和
「金より白金が高いのが平和」
金も1000ドル間近で盛り上がっているが、景気回復の兆しはやはり白金、銀、パラジウム価格が上昇していることにみられる。
金は黄金趣味で買う人も世界中にいる。宝飾や蓄財目的でも買う。白金、銀、パラジウムはそれほど眺める為に買う人はいない。
景気回復しているかどうかはやはり金よりも白金、銀、パラジウム動向を注意したい。様々な工業分野で使用される。
2008年12月に白金の価格は金を12年ぶりに下回ったことがあった。世界同時不況で生産が落ち込み白金需要も減少したからだろうい。逆に言えば景気の底だ。
白金と金がともに最高値を更新した2008年3月で価格は白金が1トロオンス2000ドル超。これに対し、金はその半分の1000ドル程度だった。
過去を振り返っても、白金価格が金を下回った例は少ない。91年-92年は、白金価格が金を下回ったことがあった。当時も米国景気が後退し、自動車排ガス触媒向けの需要が落ち込むとの見方が広がり、白金が売られた。
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