夜はこれから、藤井さん修正
「夜はこれから、藤井さん修正」
21 加 7月卸売売上
23 メキシコ中銀政策金利
新興市場サミット(ロンドン)
決算=オラクル
*藤井財務大臣が先日のコメントを修正した
円高是認と解釈されるのはつらい、人為的な通貨安競争は世界経済システムに良くない、日銀の独立性は強く考えている、日銀の企業金融策の延長についてのコメント控える、経済の実勢に合わせて決まるのが自然の姿-為替相場○円レートの額は政府が言うべきものではない。など
やはり為替は行天さんにまかせたほうがいいのだろう。一般論で言っても市場は過剰に反応する。市場は論理がどうのこうのはどうでもよく、発言で動かしてもらいたいだけである。
*おそらく今年度の社内レートを95円に設定している輸出業者から苦情が出たのだろう
輸入業者にしても長期の先物予約を既に95円以上で取っていれば迷惑な発言であった。
*さて来週はシルバーウィークだが指標やイベントは多い。G-20、FOMC、独 IFO、日本の貿易統計、南ア金利、NZの2QGDPなどが控えている
*ドル円が横ばい推移。先の藤井財務大臣(今日は修正)や白川総裁の円高容認発言もあったが打たれ強い
*白川総裁は円高が経済を押し上げるとしているが240円から79円の円高で景気を押し上げていたのだろうか。そうならもうちょっと景気がいいし、サブプライム問題での急激な円高で1QGDPが-14.2%にならなかっただろう。
*株価=株はここまで総じて弱い。上海総合は2962で3000割れで3.18%下げ、日経は-0.6%、NZは+0.12%、豪は-0.43%、ダウ先物も-0.13%。 株価が弱いとリスク選好後退で円高他通貨安となるが今日はポンドを除いて小動き。
*ポンドは英紙デーリー・テレグラフがロイズが英FSAの厳格な健全性基準を満たせるだけの十分な増資計画を提示できず、財務省の資産保証スキームからの離脱を断念せざるを得なくなったと報じたので下げている。ただデイリーテレグラフのニュースはアジアでは影響あるがロンドン市場では無視されることも多いの気をつけたい。
*需給面では今日は日本のロングウイークエンドでのドル需要があり午前中はドル円は底堅かった。
*テクニカルでは、例えばボリンジャーバンドではマチマチだ。ドル円やポンド円はボリンジャーの下限にいるが、ユーロ円、豪ドル円、NZドル円、ランド円、スイス円などは、バンドの上位にいる。カナダは中位。要はポンドが弱く、カナダも伸び悩んでいるということ
*日銀金融経済月報では景気は持ち直しに転じつつあるとしている。8月百貨店売上は18カ月連続で減少の-8.8%。国内粗鋼生産は11カ月連続の-18.3%。本当に持ち直しているのだろうか。
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