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2009年9月18日 (金)

平衡とは介入だがその由来は、血盟団事件

「平衡とは介入だがその由来は、血盟団事件

「平衡」とは財務省の指示で日本銀行が行なう為替市場への介入のことである。「平衡」などと言う言葉は普段の生活では使わない。

 英訳から持ってきた言葉のようだ。1931年に英国が金本位制を離脱するとともにポンドの対外相場が金本位のメカニズムによる支えを失いポンド相場の変動に拍車がかかった。この錯乱を排除して為替市場の安定を図るために設けられたのが為替平衡勘定であった。The  Exchange Equalization Accountであった。 英国でも政府特別勘定であった。埋蔵金とは言われていない。

 Equalizationなので平衡と訳され今に続いている。

 介入と言えばいいいのだが、戦前の平衡操作(=介入)は横浜正金銀行が実施していたが金解禁の後に再び停止する思惑で日本の投機筋がドル円を買いあげた時に行ったドル売り介入は「統制売り」と呼ばれていた。いかにも軍国主義の世のようだ。

 なんでも政府が統制した時代だったのだろう。ただこの統制売りの平衡操作=介入は失敗した。ドル円は上昇してしまった。ただドル買いした投機筋と思われる人は非国民と暗殺されてしまった。=血盟団事件

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