Tomatina(トマティーナ):水谷
今日はちょっとくだけた話題を取り上げます。今日は恒例のトマト祭り(La Tomatina)が行われる日(毎年8月第4水曜日)です。日本でも最近は時々テレビで紹介されています。ストレス発散にはもってこいの祭りです。私はバレンシア地方には長く滞在しましたが、この祭りには行っていません。いつでも行けると思ってつい行きそびれました。
バレンシア地方のブニョール(Bunol)という町(バレンシアから西に40km行った所)で行なわれます。トラック6台分のトマト(120トン)がブニョールの町の中心街でばらまかれトマトを投げ合います。3万人の人が参加しもう 町角はトマトだらけです。トマティーナの起源は意外と新しく1940年代にサン・ルイス・ベルトラン祭の行進中に悪ガキ・グループが行進中の楽団のメガホンに向かってトマトを投げつけたのが始まりだとか。たまたま悪ガキ・グループが果物屋の前に陣取っておりトマトの箱が置いてあったとか。そして ばか騒ぎが始まった。
1949年から市役所の後援のもと始まり この町の名物祭りとして有名になりました。サン・ルイス・ベルトラン祭は町の教会のキリスト像を年に一度 教会を出て町中を御神輿に乗せ 練り歩く、そして 楽団、民族衣装に着飾った婦人、少女が続く。そしてそんな祭りの水曜日にトマト祭りが行なわれる。まず参加者に水がぶっかけられる。 そして 柱の先端にひっかけられた幸運のハムを少年がよじ登り切り落としたら トマティーナの始まりです。1台目のトラックでは充分にトマトが行き渡りません。しかし2台目以降は もう戦争です。体中がトマトだらけとなりなりふり構わず 手当たりしだい投げつけます。もうばか騒ぎです。最後のトラックが過ぎ去るころには道路は トマトの海となり 泳ぎ出す人まで出てきます。1時間ほどで終わり参加者は川で体を洗いに行きます。
町では パエリアコンテストや 牛追いの祭りが開かれ(夜午前2時)大いに盛り上がります。バレンシアはパエリアの本場でもあり、海辺のレストランでのパエリアの昼食は本当に美味しいものです。トマティーナには一度参加したいが、トマト攻撃対策を練らないといけません。特別に祭り用にトマトが栽培されるらしく、かなり熟した柔らかいトマトが使われているようです。
トマティーナの公式Web Siteは http://www.tomatina.es/ Espana or Englishのどちらかを選んでください。 11時から始まりますから、その時間に同時中継されると思います。また http://www.tomatina.net ではYou Tubeで動画も見られます。バレンシアはほんとバカンスにはもってこいの所です。
ちょっとだけ金利情報で思いつく点を述べてみたいと思います。ポンドの金利の低下が際立ちます。短期金利先物ショート・スターリングは12月限で99.23と利回りベースでは0.77%です。今月のBOE金融政策委員会前には1.18%でした。意外感のあった量的緩和策拡大発表が要因です。2年債ギルトも0.86%です。短期金利を中心に中期ゾーンの低下が著しいようです。そんな訳でユーロ/ポンドが0.87台後半の動きとなっています。
それでは。
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