経常黒字拡大に不況感あり
「経常黒字拡大に不況感あり」
6月経常黒字は1.15兆円となり前年同月比6809億円増となった。
黒字拡大で輸出が伸びて日本も景気回復かというとそうではない。
*輸出が37%減で金額2.5兆円減でけっして輸出は伸びていない。2.5兆円日本株式会社の売り上げ減は深刻である。黒字になったのは輸入が43.8%減となったこと。輸入の減少幅が輸出の減少幅を上回ったので黒字が増えたということである。(貿易黒字は4841億円増)
*また旅行収支も赤字幅が縮小して経常黒字増加に寄与。要は海外旅行へ行かなくなった。 (サービス収支の赤字が1308億円縮小)
*所得収支の黒字が1584億円増加(これは素直に増加、外債外株受け取り増)
結論=中味が良かろうが悪かろうが黒字なら円高要因。
これが不況の円高である。
モノも買わず、旅行にも行かない円高。外貨資産は増えて金利配当の受け取りの円買いはある。
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