ポンド金利:水谷
ポンド金利先物(ショートスターリング)3月限は昨日だけでも0.17%利回り下落となっています。
12月限よりも期先の方が利回り低下が著しいです。上記チャートは3月限です。98.62と先週金曜日終り値から17bps上昇です。2年債でも1.17%と金曜日の1.35%から大幅低下です。今回は短期から中期ゾーンの金利低下が著しく、量的緩和策拡大がじわじわと影響しているようです。昨日のテレグラフ紙報道の水曜日発表のインフレレポートでは悲観的経済見通し、そして量的緩和策のさらなる拡大観測と、日本の失われた10年をダブらせて記述され、反面日本が教師のように扱われています。
上記グラフは2年のドルとポンドの金利差の推移です。黒いポンド金利ラインが赤いドル金利ラインを下回りました。
為替は過去3ヵ月1.64~1.66のレンジが多かったようで、1.6400を切ってくると損切りが噴出してくる可能性があると推測します。米英の金利差も、米利上げ観測から逆転気味、これまでのリスク志向のポンド買いの動きに変化が出てくる可能性もあります。
それでは。
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