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2009年8月 4日 (火)

ルービン回顧録=強いドルの意味

「この一冊、ルービン回顧録①」日経新聞社

いつも本の紹介は深夜にしていたが、これはおもしろかったので2回にわけてご紹介させていただく。

①為替相場について語る部分はわずかであるが、あの98年10月のLTCM破たんにかかわるドル円が2日で24円下落する前にドル売り介入を行っていたところは面白い。

ルービン氏が最も気を使ったのは為替政策であったということだ。ルービンは氏為替相場は介入ではなく経済政策と経済力の強化で安定維持されるのが望ましいと考えていた。

強いドルは大いに国益をもたらすとしていた。それで95円から147円までドルが上昇していた。ただ真意は為替レートが過大評価されていることとは別問題でドルの信用維持に繋がるからであるとしている。

貿易赤字はドル安政策でなく貯蓄の増加を増やすことで対処すべきである。

(続く)

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