生きたクセをアップデート
「生きたクセをアップデート」
為替取引は実需が多く実需筋はセンチメントにかかわらず動くのでわかりにくい。
ただ実需筋は受け取り支払いの締め切りなどがあるので時間、日々、曜日、季節によって決まりきった取引となりやすい。
ゴトビはその最たるものである。センチメントがどうあろうとゴトビに決済しなければいけない人がいる。
こんな風に昔から何時に動きやすい、仲値、ゴトビ、月曜金曜、月末、休み明け、月別、四半期別などのデータを集めて何か一定のものがあるかどうか調べてきた。
能力のないものの知恵である。
ただ最近は鵜呑みにされているので残念に思うことがある。
クセが出てくるには原因がある。原因が変われば結果も変わる。クセも変わる。
例えば貿易黒字国であった時と現在のような赤字から均衡された時では仲値の金額が違う。現在のほうがドル買いが多くなり、朝ドルが下がりにくくなる日が多くなっている。
月別でもいろいろなクセがある。2月、8月はリパトリでドル円が下がることが多かったがリパトリの原資がなければドルは下がらない。日本企業が海外で儲からないと日本への仕送りもなくなってしまう。昨年もその気配があったのか8月はドル高であった。今年の2月もリパトリはないよと警告していたが、多くの人は2月は円高と信じきっていたようだ。
少しは考えて集めたデータである。
また以前はドル円だけを考えていたがこれほどクロス円の占める割合が多くなってきたので通貨別でまた全面アップデートをしたいとも思っているが、結構めんどうくさいし、年もとってきたので作業を躊躇している昨今である。でも面倒といっていたら儲からなくなることは目に見えている。
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