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2009年8月 3日 (月)

調整完了!?(その3) : かかし

株価上昇が続きます。

先週の日経平均株価は4.15%上げました。3月の底値から見た上昇率は46.8%。あと3%ちょっとで50%です。わずか5カ月程度のパフォーマンスとしては、めったにお目にかかれない数字です。090309100_20090803

 とはいえ、これで終わってしまったわけではありません。それどころか、ようやくスタートを切ったばかり。短期的な調整は避けられないとしても、歴史的な転換点であるという認識を改めて頭に刻み込んでおきたいと思っています。

 730日に経済産業省が発表した6月の鉱工業生産動向を使って、景気循環と株価の動向を確認しておこうと思います。

 まず生産動向から。ようやく底打ちが鮮明になってきました。6_20090803

 次に、在庫循環モメンタム。いつも使っている景気指標です。出荷金額の増減率から在庫金額の増減率を差し引いて算出します。今月のポイントは、鉱工業の在庫循環モメンタムの上昇が加速していること。しかも、在庫削減に加えて、出荷金額の底打ちが鮮明になってきたことです。6_20090803_2

 出荷金額の底打ちに注目しています。出荷金額は、経済産業省の「鉱工業生産動向」の中の出荷数量に、日銀の「製造業部門別投入・産出物価指数」の産出価格、つまり出荷価格を掛け合わせて計算します。当然ですが、鉱工業の売上高の推移を示すわけです。

 4-6月の決算で特徴的なことは、売上高の低迷にもかかわらず、コスト削減などの企業努力によって、株式市場が期待していたよりもマシな最終損益を達成したということです。電機セクターに代表されるように、予想外の赤字幅縮小というニュースが新聞を賑わしました。

 ところが、その低迷している売上高が、最悪の局面を通り過ぎつつあるようなのです。

 日経平均株価と在庫循環モメンタムの推移は比較的に良く連動しています。ということは、今後の株価の堅調な動向を期待しても良さそうだということになります。

 ただし、先週のダウ平均株価が0.9%程度の低い伸びにとどまっていることに注意する必要があります。基本的に日米の株価の連動性が高いからです。対ドル円レートも円高方向に振れているため、日経平均株価も週初は一時的に調整色が出る可能性があることを念頭に置いています。

 

 私のブログである「スケアクロウ投資経済研究所」 http://kakashi490123.cocolog-nifty.com/blog/ に、「6月の鉱工業生産動向を吟味する」というタイトルで、多少詳細に検討しています。あわせてご参照いただければ幸いです。

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