この一冊、ブラジル、巨大経済の真実
「この一冊、ブラジル、巨大経済の真実」鈴木孝憲、日経
ブラジルなら本ブログの大山さんが専門家である。
私もブラジルには銀行時代に融資で関わっていたが、当時の貿易赤字国、債務国、IMF融資に頼る国からは大きく変化していることがわかる本。
有名な80年代の債務危機、90年代のメキシコ通貨危機、アジア、ロシア、アルゼンチン通貨危機は大きくブラジルを揺さぶった。
しかし21世紀は違う。中国ファクターで一次産品価格が上昇しブラジルの輸出が伸び貿易黒字となり外貨資金繰りと累積対外債務問題が大きく改善した。
新しいブラジル経済の情報が十分に日本に届いてない中で新鮮かつ貴重な情報を提供してくれる。
ブラジル東京銀行会長を務められた方で現在もブラジルに御住まいだそうだ。
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