ドル円テクニカル、元へ元へ
「ドル円テクニカル、元へ元へ」
月足では昨年8月と9月の高値を結んだ下降ラインの上抜けを今年は4、5、6月とトライしたがかなわなかった。今月は途中なるも先週金曜日96.70近辺を上抜けることによって長い下降ラインを突破している。
日足では7月13日と7月22日の上昇ラインが生きている。97.78で止まったのはこの上昇ラインを上に平行移動して7月15日の高値に合わせたラインにぶつかったところである。
この2本のバンド内で推移すれば96.0-99.0のレンジとなる。移動平均線では5日の上昇とともに21日線も上向いてきている。
ローソク足でのヒントはバケ線だけで、輸出が出そうだがお盆で元気が出るかどうか。景気少し回復で米国債を円投(円売り)で買う余裕があるか、外債利金の円転(=円買い)もある。月曜、火曜のローソク足でヒゲも出るし、トレンドラインも出るのでそこからもヒントを得ることが出来るので慌てる必要はないだろう。
先週もジリ高だったのでせっかくだから一目の雲の下限やボリンジャーバンドの上限に接してほしいと書いていたが、一気に両者を上抜いた。NYの獰猛さは残っている。ただボリンジャーバンド内には戻ってくるだろう。また今度は一目の雲の上限あたりが意識される。上限は96台で週後半は少し下がる。
昨年の金融不況の前へ相場水準が戻しつつあることは多くの通貨ペアで見られてきている。現在は昨年の10月レベルに戻している。それぞれの通貨ペアの昨年8月あたりの数字も想定しておきたい。ドル円は10月が100円、8月が110円である。
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