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2009年8月22日 (土)

休みのNZドル円

「休みのNZドル円」

ちょうど上値が8月11日と13日を結んだラインの64.70で止まった。19日と21日の安値を結んだ上昇ラインとの三角持合となる。

 25日中銀3Qインフレ見通し、27日7月貿易収支、28日7月住宅建設許可、31日にNANZ企業信頼感指数、と続き豪の政策金利とGDPを経て9月10日の政策金利決定となる。

NZのGDPの発表は遅いのでおそらく9月下旬あたりとなろう。のんびりしている。他国が3QGDPを出す直前に2Qが出る。

さて注文は売りはその下降ラインの64.70で少々あり。65.0が大、その上は小が続く。

買いは64.30以下小さいものが続く。

損切りの買いがやy大きめで64.50にある。

それ以外は損切りの売り買いはない

NZキー首相は年末までに「リセッションから脱却する。インフレ圧力なく利上げの必要はない」と発言した。為替については「NZ高が景気回復に水を差す」とした。

NZドルドルは8月3度目の0.68台のせとなっている。ただ終値はまだ0.68台で終ったことがなかったが昨日達成。

ボラード総裁は7月に2010年半ばまで金利は据え置くとしている

+++以下は近況確認である++以前取り上げたもの

NZ-ミルク価格上昇、NZ懸念、格付け、雇用、住宅」

大手酪農のフォンテラ社のミルク(全脂粉乳)の入札価格が前回よりも26%上昇した。NZ経済は住宅を中心に回復していたが輸出の20%を占める酪農製品価格の下落が景気の重しとなっていたので、これは一つの明るいニュース。
 これまでNZ政府中銀は声をそろえてNZ高はNZ経済、輸出産業が痛手を負うので好ましくないとしていたのは製品価格の下落をNZ安で相殺しようとしていたのだろう。キー首相、イングリッシュ財務相、ボラード中銀総裁、スペンサー中銀副総裁、グローサ貿易相などが口を揃えていた。製品価格が上昇すればNZ高けん制も和らぐだろう。

 その他、フィッチがNZのソブリン格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げたり、2Qの失業率が過去9年では最悪の6%となったネガティブなニュースもあったが、NZドルは底堅い動きを示した。世界経済が回復の兆しを示し始めて世界の株価が堅調となり、NZ首脳も年後半の景気回復見通しを示したことから買いが出始めた。

住宅好調

 ASBの四半期調査で住宅価格が上昇すると答えた人がネットで7月は18カ月ぶりにプラスとなったからだ。また年初から上昇している住宅ローン金利はまだ上がるという調査結果も出た。要因は供給物件の減少だがNZに流入する人口が増え、流出する人口は殆どないという状況からだ。

 これと酪農製品価格の上昇はNZにとってポジティブだが、やはり雇用不安が問題で若年層(15-19歳)の失業率は7.5%と全体の6.0%を大きく上回っている。政府も職業訓練所を充実させているが求人増えなければ始まらない。
 

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