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2009年8月25日 (火)

株を下げたFRBの公開市場操作とは

「株を下げたFRBの公開市場操作とは」

昨日は米国FRBが61億ドルの米国債を買い入れたことが金利低下を招き株を下げた。

金利低下なら株買いの要因のようだが、先達っての英国中銀の資産買い入れ増枠のように「まだ金融不安は残っているのか」という発想になったので株も売られた。同時に金融アナリストが金融不安を示唆したこともあった。

 さてFRBの金融調整の為の公開市場操作は主に以下の4つがある。

*REPOREPURCHASE AGREEMENT=売り戻し付き条件付き買い入れ、一時的に準備を供給する。

*逆で準備を吸収する時は買い戻し条件付き売却=REBVERSE REPOMATCHED SALE」と呼ばれる。

 公開市場操作の決定がなされるとNY連銀はプライマリーディーラーに電話して取引をい開始する。NY時間午前11時過ぎとなる。ここも為替が動くポイントとなる時間である。

以上は一時的な市場への資金供給あるいは吸収であるが、OUTRIGHT BASEの

取引もある。上記の一時的な影響を与えるのではなくある程度長期的な影響を市場に与えたい時である。売り切りか買い切りの形をとる。

買い切り=資金供給=短期債購入=BILL BUYING=BILLL PASS

               長期債購入=COUPON BUYING=COUPON PASS

売り切り=資金吸収=短期債売却=BILL SELLING

               長期債売却=COUPN SELLING

売り切り買い切りはプライマリーディーラーに入札をさせるのが主だが、海外中央銀行の売り買いと合致すればそれを利用することもある

              

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