投資戦略の考え方・・・日経平均CFDは米国時間に取引する
「日経平均CFDは米国時間に取引する」
米国の株価と日本の株価の関係を見ると、米国株が上昇した翌日の日本株は、ほとんど値上がりする傾向にある。
ただし、翌日、日本の株式市場が寄り付いてから買いに行っても、タイミング的には遅い。
寄り付き時点から買いが集まるため、前日の引け値に比べて高いところで寄り付いてしまうからだ。
チャート的に言うと「窓」が開いてしまうのである。
かといって、米国市場が高い時に、シカゴで取引されている日経平均の先物を買うというのも、またハードルが高い。
そこで、CFDを利用する。
日経平均株価を原資産にしたCFDは、株価指数と株価指数先物の両方がある。
米国市場が値上がりし、翌日の日経平均株価が高く寄り付きそうだと思ったら、株価指数先物のCFDを買う。
先物CFDであればオーバーナイト金利が取られることもないので、コスト的にも安くあがる。
逆に、米国の株価が大幅に下落して、翌日の日経平均株価が安く寄り付きそうだという時には、迷わず株価指数先物のCFDを売っておく。
この戦略はあくまでも短期トレードで行うこと。
さらに翌日までポジションを持ち越してしまうと、そもそものシナリオが崩れてしまう。
今日の米国市場が値上がりしたからといって、翌日も同じように値上がりするとは限らないからだ。
もし、当初の見込み通りに動かなかった場合は、潔くポジションを閉じて損切りするようにしよう。
| 固定リンク
「CFDを始めてみよう!」カテゴリの記事
- 口座を開設しよう(2009.09.04)
- 投資ツールの活用法・・・売買注文の出し方もさまざま(2009.09.03)
- 投資ツールの活用法・・・多様なチャート機能(2009.09.02)
- 投資ツールの活用法・・・3つの取引ツールでいつでもどこでも取引可能(2009.09.01)
- 投資ツールの活用法・・・デモトレードを活用しよう(2009.08.31)
コメント