中国建国60周年へ向けて
「中国建国60周年へ向けて」
上海総合指数が8月4日の3471.44の年初来高値から19日の2785.58と19.8%の下げを記録して持ち直しているがまだ3000台を回復出来ないのが現状である。
相場を下落させたものとしては、7月の銀行融資の増加額が3559億元と大幅に減少し金融引き締め観測が出たこと、温首相が「景気刺激策の効果が次第に薄れている」と発言したこと、企業の中間期の決算数字が悪いこと、出来高の大幅な減少などがあげられる。
ただ温家宝首相が再三発言しているように財政出動と金融緩和政策の維持に変更はない。これが市場に浸透するかどうかであるが浸透しなければ具体的な対策を政府が打ち出してくるだろう。
具体的には10月の建国60周年あたりに追加の景気刺激策を打ち出すという観測もある。今回の下げは年初来80%以上上昇した株価の20%近い下げというスケールは大きいが中国らしい調整と見たい。
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