風雨同舟、YES WE カン
「風雨同舟、YES WE カン」
米中戦略対話で、ガイトナー財務長官は北京語で「風雨同舟」と発言で困難な時でも協力し合うことを話した。
また中国王岐山副首相はあまり気を使わないような風貌なので一生懸命「YES、WE カン」と叫んでオバマ大統領を持ち上げた。なかなかいいムードである。 お互いの言葉、文化を敬った。
さてサマーズ国家経済会議委員長とガイトナー財務長官は「米国の貯蓄率を上げること」を約束した。既に米国の貯蓄率が上昇し始めている。
貯蓄の増加、消費の減少は経常収支の改善に繋がる。事実米国の貿易赤字が激減しているのは貯蓄率の上昇の要因もあるだろう。ただ不況で投資、消費が減少して赤字が減っている一面もある。
サマーズ、ガイトナーという米国の頭脳が貯蓄率を上げると言っているがいったいどんな方法を使うのだろうか。米国や資源国は貯蓄率が低く、アジア諸国は高い。それが貿易赤字、黒字に繋がっているのだが、アジアの人はけっして強制されて貯蓄を増やしているのではない。
今後も注目したいが、戦略会議だけのきれいごとかもしれない不安はある。
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