為替と言えばスワップ。スワップ6割、スポット3割
「為替と言えばスワップ。スワップ6割、スポット3割、さらに二重計上を差し引くともっと小さい」
為替の出来高は、変動に影響を与えるスポット取引の金額が、やや誤解されて大きく伝えられている。時々市場筋は出来高が大きすぎて投機筋が跋扈しているので為替相場は理解出来ないという。
東京市場の2009年4月中の1営業日平均取引高は前年比16%減の2542億ドルだった。
取引高2542億ドルのうち、為替スワップが1589億ドルで62.5%を占めた。スポットは702億ドルで27.6%、フォワードは192億ドル、通貨オプションは58億ドルだった。
為替市場の出来高と言えば変動には関係のないスワップ取引が多くしめている。
またあなたがFXで10万ドル取引すればそのカバーでさらに10万ドルの取引が行われる。あなたが取引した10万ドルは20万ドルとして計上されている。
まだ過剰計上はもっとある。実際の変動に影響する為替取引は結構少ないのである。夢に見ていた投機筋は夢にしか過ぎない。
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