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2009年7月 3日 (金)

アジア株 小幅な値動き

17時頃のアジア株です(クリックで拡大します)。

090703_2

7月1日に13ヶ月ぶりに3000ポイントの大台に乗った上海総合指数は、今日も大台をキープして引けています。

インドは連邦予算案が来週発表されることもあり、様子見のようです。この予算案に関してHindustanTimesに、ムーディーズが「予想される“理想の予算”は持続可能ではない」と指摘したという記事が出ていました。この予算が、株式市場からの資金調達によって財政支出を抑制することを前提としていることに疑問を投げかけているようです。

また、モンスーンの到来が遅れるとインドの農業が打撃を受けるとし、インド政府の景気見通しが楽観的過ぎると批判しているそうです。来週のインド株はどうなることでしょう?

インドのお隣の国、バングラデッシュではグラミンフォンのIPOがほぼ決まったようです。グラミンフォンについては「グラミンフォンという奇跡」をお読みいただければと思います。ごく簡単に言ってしまうと、グラミンフォンは、通信手段のほとんどなかったバングラデッシュに、「携帯電話を使い回す」発想で携帯電話サービスを提供した会社です。

2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏が総裁をつとめるグラミン銀行などから出資を受けて設立されています。その会社がIPOするのだそうです。IPOしたらしたで、色々なことがあるんでしょうけれど、グラミンフォンのような会社が上場すること自体が嬉しいですし、それをバングラデッシュの人たちが「待ちに待っていた」というのが心温まる話だなあと思います。

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