為替の数字
「為替の数字」
*仲値=誰もその日の市場のトータルの数字はわからない。またわかったからといってどうかなるわけではない。だいたいのところが日々のクセとか外債動向、買収案件などの送金情報でわかればいい。10時時点で約200本が普通、100本以下では少ない。500本以上は多い。1000本以上は非常に大きくて年に1,2度。
*償還=今月も償還の話が7月15日にユーロで400億とか報道されていた。15日は大陽線で償還というより大型起債でもあったかのような逆の需給である。国債の起債償還はその国で主に賄われる。為替とはあまり関係のない話。日本国債に当てはまると大変なことになってしまう。大きな数字はウソが多い。そんなに大きな数字があればディーリングルームはパニックになるが、実際はいつも静かだ。
*投機機筋の取引がとてつもなく大きいので為替相場はわからない
投機筋の取引は1日数兆ドルとか言われ、これが為替相場の予想を難しくさせるとしている。それが本当ならディーリングルームは毎日満員御礼でご祝儀出ている。投機筋は探してもいない。為替の出来高にスワップを入れているからの誤解だ。スワップが全体委の7割になる。為替変動とは関係のない数字を加えて相場をわかりにくくさせているマジック。
わかりにくいのは投機筋でなく実需。投機筋は我々個人と五十歩百歩の発想である。我々とかわらない相場観の持ち主である。
*対米証券投資=これもほとんどが為替と関係のない話。金利が上げ方向なら売りがかさみ残高が減り、金利が低下傾向なら買いが出て残高が増える。
ドル短期調達のドル長期運用が多い為替とは関係のない数字。
大きい数字とか資本や投機が絡むと言えば人は熱狂するものだ。
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