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2009年7月14日 (火)

この一冊、貸せない金融

「この一冊、貸せない金融」小林幹男、角川SSC新書

 たまに横浜の街の中小企業の経営者と雑談することがあり銀行は金を貸さないという

私は銀行員だったが貸付の経験は中南米などの国には貸したことはあるが国内の法人や個人への貸付業務はやったことがないので興味深く読んでみた。

 新銀行東京設立時は「土地不動産の担保ではなく人間を見て貸す」などど言っていたが

銀行員のようなそれほど人生経験のない人がそんなことが出来るのか疑問に思っていた。新銀行東京は苦難の道を歩んでいる。そこへ節度を求める規制が出来ていった。

 消費者金融で言えばグレーゾーン金利の廃止は消費者にとって朗報だが、消費者金融会社はそれなりに貸倒れやその他経費がかかっていたので収益的に耐えられなくなって、統合が起きているようだ。もう危ない人にはリスクを負って貸せなくなってきている。

悪名高かったSFCGの倒産も彼らをラストリゾートとしていた中小企業にはもう貸すところはなくなった。

 本書では姉歯事件後のヒステリックな規制が貸金業にも及んでいるとしている。正論だけで規制を強化して実態にそぐわないものとなっているということらしい。

姉歯規制不況があったが、この書は貸金規制不況を示唆しているのだろうか。

 

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