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2009年7月15日 (水)

NZまとめ、7月30日金利据置に向けて

NZまとめ、7月30日金利据置に向けて」

 ニュージーランドは2008年初めにリセッション入りし、中銀は昨年7月以来政策金利を合計5.75%引き下げ過去最低の2.5%としていた。それゆえにキー首相、イングリッシュ財務相、ボラード中銀総裁、スペンサー中銀副総裁らは常々、景気に悲観的な見方を示し、さらなる利下げ余地を示唆、輸出企業の収益に打撃を与えるNZドル高に懸念を示していた。

その中でボラード総裁は昨日、意外にも明るい先行き見通しを示した。ニュージーランド経済は他国に先駆けてリセッションから回復することが可能とする一方、成長支援のためのNZドル安と経済のリバランスが必要との認識を示した。 キー首相は本日リセッションからの脱却を表明した。

これによって既に7月30日の次回政策金利決定会合では金利据置が予想されているが、さらにそれが強まったといえる。心配なのはイングリッシュ財務相を始めNZ高をけん制していることだが、景気が回復するならば目をつぶるだろう。金利上昇とNZ安は両立しない。我慢するとしたら為替のほうだろう。   

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