南ア金利、労働組合VSインフレ
「南ア金利、労働組合VSインフレ」
今夜は南アの政策金利決定がある。
予想は7.0%から0.5%の利下げ。0.5%の利下げがどういう効果があるかわからないがそうなっている。
既に中銀は12.0%から4.5%利下げを行った。インフレターゲットは3-6%でCPIは8%では利下げも様子見したいところ、いわゆるまっとうな中銀マンの考えだろう。
一方、南アはコンフェデカップベスト4で意気盛んだが、ズマ大統領が今朝の新聞でも貧困との戦いをトップに上げているように、20%超の失業率に代表されるごとく黒人貧困層の生活は苦しい。
ANCに影響力のあるCOSATU(労働組合)は利下げやインフレターゲットの廃止を訴える。利下げしない時はストライキやムボエニ総裁の再任拒否などと威嚇している。
17年ぶりのリセッションなので利下げもやむを得ないが、重要なのはマインドだろう。
結構南アにとって重要日。
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