南ア金利、組合との戦い
「南ア金利、労働組合の利下げ圧力」
ズマ大統領はマンデラ、ムベキ両元大統領も出席したなかで6月3日ケープタウンで所信表明演説し、年内に50万人分の雇用を創出すると約束した。南ア政府は先月、17年ぶりに景気後退期に入ったと明らかにした。貧困対策や失業率の削減が課題になっている。
最大与党のANCの支持団体であるCOSATU(労働会議)は中銀ムボエニ総裁にさらなる金融緩和)インフレターゲットの廃止など)を行わないと次期任期(今年の8月から)の支持は行わない、またストライキも辞さないと表明している。
ムボエニ総裁はインフレターゲットがあろうとなかろうと、低インフレを維持するのが中銀の責務だと答えた。先月の1%利下げ時はこれ以上の緩和は小休止すると発言していた。
労働組合の圧力に勝てるか、次回会合は6月25日(木)である。
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