米中貿易不均衡改善は簡単
「米中貿易不均衡改善は簡単」
1985年に米国は日米貿易不均衡改善のため円高圧力をかけた。円高にする手段は成功したが、目的の不均衡は改善するどころか拡大した。
それと同じ事を米国は中国に求めているが中国は日本の例、また不均衡は為替相場の変動ではどうにもならないことをしっているので日本のようにいいなりになっていない。
貿易不均衡を改善するのは簡単で日本や中国から買わなければ済む。
去年から米国はその方針でやっているのでみるみるうちに貿易不均衡は改善している。不均衡を改善するのは買わないこと、米国を不況にすることだ。
200円でも150円、100円でも円安が輸出不振の原因といっていたGM幹部は円安のためにつぶれたと思っているのだろう。
また米国が中国に対して不均衡是正のために介入をやめさせ元高を求め続けるならば外貨準備も減少して中国の米ドル保有も減り米債保有も減少する。ドル下落と金利高を招くだろう。元高と米国債を同時に要求することは出来ない。
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