月足異変、ドル円とクロス円
「月足違う、ドル円とクロス円」
別に今月始まったことではないがドル円とクロス円では月足の形、勢いがまったく違う。
とりあえずドル円と、豪ドル円の月足を取り上げた。その他のクロス円も同様である。
2001年から2008年までのクロス円で倍くらい上昇した時もクロス円は右肩上がり、ドル円はレンジであった。ついでに年足も取り上げた(ドル円と豪ドル円)
今年2月からここまではまさに2001年から2007年までのクロス円の年足のような形である。
こうなるとまた「どすーん」と急落することが懸念される。それはトレンドラインを下に破れば気づくので慌てることはない。
ただ2001年2007年の棒上げと違うのは他通貨でドル高が進んでいる時もクロス円が強いことだ。要は他通貨が上げようと下げようとクロス円が上昇している。
一つは貿易の赤字化に原因がある。01-07年は膨大な黒字であった。もう一つは簡単には言えないがやはり日本の少子高齢化や中国の台頭で経済構造が変化しているからだろう。サブプライム問題でも日本株の下げがよりきつく、1QGDPも最悪である。日本は米国不況の影響を受ける国のはずだが主役になっている。サブプライムのせいにしすぎているのではないか。図は上からドル円月足、豪ドル円月足、ドル円年足、豪ドル円年足
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