ドルインデックス:水谷
ドル売りの流れのようです。
前回の米雇用統計では、予想以上の良い数字から、ドル買いが強まりましたが、その後長続きはしませんでした。
BRICs首脳会議でのドルの基軸通貨としての疑問符、IMF債へのシフトといったテーマが前面にでた相場でした。今回は木曜日にECB定理事会の結果、トリシェ総裁の記者会見が、米雇用統計とほぼ同時刻に出ます。ECBは現状維持の資金供給策の継続が予想されます。逆に米雇用統計では、非農業部門の雇用者数は前回同様の30万人台減が予想ですが、この数字は予想外の数字が出る可能性もあり、予想不能としましょう。良い数字ですと、短期金利上昇の金利差拡大そしてドル買いの発想が一時的に出るかもしれませんから、注意が必要です。
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