ドルインデックスと米金利利上げ思惑:水谷
ドルインデックスが反転しています。
現在は80.97と3月10日高値89.29起点のギャンライン1x2(現在80.34)を上回っています。ドル売り基調は反転したようです。まだ明確には判断がつかないのですが、今週発表のベージュブックもそのヒントとなりそうです。FOMCの2週間前に発表され、たたき台となるために重要です。
そして金利先物市場の動きを見ましょう。シカゴ先物市場のユーロドル3ヵ月物が指標です。下記にチャートを載せました。
12月限は98.65と金利ベースで1.35%です。ここのところ売り基調(価格売りは金利上昇を意味)であったところに、米雇用統計の良い数字と一気に利上げ思惑が出たようです。金利市場では11月にFOMCでFF rateが0.50%に引き上げられる確率は70%です。同じく金利先物市場でFed Fund Futureは利回りベースでは0.57%となっています。(現在FF Rate: 0.00~0.25%誘導目標)
利上げという大きな相場のテーマが一気に浮上とドルの動きに目が離せない相場となりそうです。
それでは。
野村雅道と楽しい投資仲間達おすすめFX会社
| 固定リンク
コメント