香港ドルまとめ
「香港ドルまとめ」
HKD=香港ドル(中華人民共和国香港特別行政区)
香港経済は自由放任が基本である。香港は自由貿易港。輸出入に伴う手続きも必要最小限にとどめられている。この背景には低税率で外貨を誘致して、技術を吸収し安価な輸入品を用いて競争力の強い輸出品を作るとい政策がある。
また一国二制度をとり1997年から50年間は返還前の香港の体制を維持することも認められている。香港は「経済の自由度」総合評価で9年連続世界一である。
アジアの金融センターとして香港は資本主義国家への窓口の役割を担っている。
香港ドルは、1983年以来現在まで、米ドルとのペッグ(連動)が続いている。
1米ドル=7.8香港ドル時代が続いていたが、05年5月から1米ドル=7.75~7.85香港ドルと変動が認められるようになっている。(正式にはカレンシー・ボード制といって、市場で変動幅の上限である7.75を超えて香港ドル高(米ドル安)が進んだ場合には、香港金融管理局(HKMA)が米ドルを買い取り、逆に7.85を超えて香港ドル安(米ドル高)が進んだ場合はHKMAが米ドルを売るという仕組みで、このレートを維持。ドルとペッグしているので基本的にはドル円と同じ動きをする。
香港ドルは中国の中国銀行のほか、英国の商業銀行である香港上海銀行と、スタンダード・チャータード銀行が発行している。
私は香港ドル建ての中国株を保有しているので、この香港ドル円は資産のヘッジに利用している。
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