ユーロ金利:水谷
ECBが1年物での資金供給オペをすると発表しました。従来は6ヵ月までに留めておいたのですがより長い資金供給に踏み切りました。ユーロ圏も金融機関の脆弱性が問題となっています。米国以上に傷んでいるようです。
ユーロ金利先物市場での動きは敏感でした。
Euribor12月限では価格上昇(金利低下)しまして、98.83(利回り1.17%)です。一時期盛り上がった利上げも消したユーロ金利市場です。
為替市場ではリスク志向のドル売りの相場観が復活してきているようで、ユーロ圏金利観には関係ないような動きの気配を感じます。ユーロ/ポンドは再び0.8500近辺のポンド高、SNB介入でユーロ/スイスフランは1.5000からはずいぶんと乖離し、1.5300近くとスイス売り/ユーロ買いですね。再び1.5000に近づいた場合には再度介入警戒が出るでしょう。
それでは。
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