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2009年6月 3日 (水)

中国の住宅価格についての補足:竜河

この前の投稿「中国‐長期利益と短期利益とのバランス」の中で、北京市環状四号線内側の住宅平均価格が15,593/㎡(日本円で約22万円/㎡)になったと書きましたが、日本の住宅価格と比較する際、2点の違いに気をつける必要があります。

 

一、 中国で住宅面積を計算する際、日本のように居住面積ではなく、共同廊下、エレベーターホールなどの共有面積も入れるため、居住面積よりずっと大きくなります。平均的に見ると、中国で言っている住宅面積はその7割程度が実際の居住面積です。

二、 中国で販売されている新築住宅は、スケルトンのままです。住むには、住むには、間取り・内装・流し台の設置などをしなければなりません。そのコストは住宅購入価格の1-2割程度になります。

 

即ち、中国の住宅価格を日本式に直すには、金額に1.6を掛けなければなりません。

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