レバレッジとポテトチップス
「レバレッジとポテトチップス」
昔、湖池屋のポテトチップスの宣伝で「100円でポテトチップスは買えるが、ポテトチップスで100円は買えません」というのがあった。
為替では銀行時代に「100万ドルで1円は抜けませんが、1億ドルで0.01円=1銭は抜けます」と言っていた。
100万ドルを悠長に1円抜くという極めて確率の低い難関なディールをしていては東京の一等地にある銀行のディーリングルームの家賃もバックオフィス、IT、設備、情報、ブロカレッジの経費、自分の給与も出ないので1億ドルとは言わないが薄利多売するしかない。だから疲れる。ただ数銭の動きに敏感になり、それを生み出す需給、チャート、ニュースにも敏感になる。
1億ドルポジションを持ってもいいが利食う時は簡単、それを損切るとか、ドテンひっくり返すのが難しい。自分に身分不相応なポジションを持つとこのひっくり返すというのが出来なくなる。
最適ポジションは相場環境の変化で簡単にひっくり返せる金額だろう。それは個人で違うのでFXでそれが10万ドルなのか、100万ドルか1000万ドルかはわからない。自分の経験で掴むしかないだろう。
それを掴んで華麗に売ったり買ったり出来るのがいいデイトレーダーだろう。
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コメント
湖池屋ではなくて、カルビーだと思います。
若かりし頃の、藤谷美和子が出てましたね。
すいません、ただのちゃちゃです。
投稿: | 2009年6月25日 (木) 22時54分