天安門、昭和天皇崩御の1989年
「天安門、昭和天皇崩御の1989年」
1989年は世はバブル景気であったが、昭和天皇が1月に崩御なされ、また6月には天安門事件が起こり重い空気も漂っていた。
個人的には邦銀を出て外資の生活に慣れてきた時であった。
1989年昭和天皇崩御の時は126円であった。
その後はバブルの絶頂とは知らずに絶頂へ向かい、いつもの株高円安の展開。株は3万8900円へ、日経は10万円説も出ていた。
6月の天安門事件は141円で始まり151円まで上昇した。民主運動を封じ込めた中国が現在のこれほどの発展をするとは誰も思わなかっただろう。1992年に鄧小平氏(トウショウヘイ)が南方講話で、安定成長論をしりぞけ、高度成長をよびかけたことに気づくべきであったがそんな才覚はなかった。私も気づいて中国株投資を始めたのは南方講話の10年後の2002年ごろである。
ドル円は円安株高で160円と3万8900円をつけて1990年春ごろより急落する。大蔵省の不動産取引総量規制と日銀の4度(5度?)にわたる株下落中の利上げが効いた。
90年夏には湾岸戦争勃発で1日で5円ほど戻す日もあったが、79円への道を歩みはじめる。
輸出のドル売りだけではなくバブルで買った世界中の不動産を処分して円高が加速した。
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