この一冊、通貨外交、財務官の1300日
「この一冊、通貨外交、財務官の1300日」黒田東彦、東洋経済
為替当局の政策決定過程を掴むために、当局について書かれて本はよく読む。
当局の担当者が書いた本や報道関係者が書いた本もある。
これからも紹介していきたい。
当局の方々の為替に対する考えはオーソドックで奇異なものはない。世界経済における日本経済の役割位置を確かめながら政策を決めている。性急な為替ディーラーとは時間軸が違うが簡単に政策を変更するわけではなくじっくり見極める。
本書では介入についての考え、グローバリゼーション、IMF改革、格付け会社についても書かれている。
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