国が破綻して資産がパーになる可能性②
「入門、国が破綻して資産がパーになる可能性②」
また外国債券では国債に投資することが多く、国債なら国家に投資するので安全という考え方が一般的だ。国債ならその国の国民の税金で返済することができる。ただそれでも膨大な財政赤字で返済が滞ることがある。その場合ではIMFのような国際公的金融機関が融資をして救済することがある。しかしその場合ではIMFから国家に対して増税なおで厳しい融資条件を課せられるので国民生活は窮乏し反対運動などが起こりさらに事態が悪化し債務返済が遅れることもあるので十分注意してもらいたい。
デフォルトの確率はサブプライム問題で評判を落としたS&Pやムーディーズ格付け機関の格付けに頼るしかない。詳細については各格付け機関のHP(日本語あり)に記載されているので参照して頂きたい。その他は内外の新聞などのメディアで情報を常に確認するしかない。
例えばムーディーズの南アの自国通貨建て国債の格付けはA2で日本のA1とあまり変わらない。ご存知のように南アの隣国のボツアナは日本と同じA1の格付けだ。日本は格付け機関からはアフリカ南部の国と同等と世界では評価されている。イタリアを除くG-7諸国はトリプルAで日本とは大きく差がついているのは日本の財政赤字がGDPの200%以上と異常なほど高い水準にあるからだ。ユーロの通貨統合に加盟する条件はGDPの60%以内の財政赤字なので日本の国債の格付けが低いのも当然だろう。(まだ続く)
野村雅道と楽しい投資仲間達おすすめFX会社
| 固定リンク
「外為入門」カテゴリの記事
- 日銀による追加金融緩和策、中国人民元: 呂 新一(2009.12.02)
- この一冊=両から円へ(2009.08.14)
- プラザ合意以降1(2009.08.13)
- 通貨変動対策(2009.08.13)
- 国際通貨制度の歩み9(2009.08.12)













コメント
土曜日の深夜まで、有益な情報の更新、本当にありがとうございます。
このHPの外為入門を印刷して、ファイル化し、勉強させていただいている者です。先生の毎日更新されるトレード手法を元に実践的訓練をしています。
ところで、先生がこんなに惜しげもなく知識を与えてくださるのはなぜだろうと、しばらく考えていました。それほど、このHPの内容は充実しており、無料で誰でも利用できるものを超えていると思います。
先日この疑問に対して、先生が紹介されている本の中に、これかな?という答えを見つけました。それは、藤田田氏の「人に儲けさせる為に苦労してきたのではないが、自分ひとりで儲けるより皆で儲けたほうが日本のためになる・・・。」という意味の言葉でした。
この推測が当たっているかどうかはともかく、一言御礼を述べたくて、書き込ませていただきました。
これからもお体に気をつけて、ご活躍ください。
投稿: 西川 | 2009年5月31日 (日) 00時01分