Joeの豪ドル道場”懺悔の部屋”より:津田
市場のトレンド(今円クロス)には乗るが勝ち(技術面)
毎日振れる相場が続く。昨日も値幅を見るとポンド円143.69-146.94、ユーロ円128.94-131.24、豪ドル円70.34-72.53、米ドル円97.16-98.97。昨日一日でこれである。豪ドル円は火曜日に66.85円まで下げた後、昨日の高値まで5円以上上げたことになる。1週間、1ヶ月ポジションをキープして大きなトレンドをゴッソリ取ることなどめったにないし、“最初の2週間は利に乗っていたのに、いつの間にかヤラレに転じた”などということも結構ある。その意味でこの2-3日で5円の上昇は大きい。そのうちの三分の二、いや半分でも抜ければ“万歳”であろう。やはり今年も年初からここまでメインテーマは“リスク回避とその巻き戻し”であった。火曜日は朝方から豚インフルエンザが大きく取り上げられ、加えてシティー、バンカメの追加資本増強観測で円クロスが急落。しかしその後発表された米国の4月消費者信頼感の強い数字でセンチメント一変。昨日はクライスラーの破産法申請があったが、市場に動揺見られず円クロスがぶち上がった。毎日日替わりで難しい相場ではある。しかしやはり今思えば火曜日の強い米国消費者信頼感指数が分かれ目であった。“豚問題やクライスラー破綻でも底堅い”、ここに気づくのが肝(キモ)であった。その時は円クロスをすべてチェックする。豪ドル円のみならずポンド、ユーロ、カナダ。カナダ円などは昨日年初来の高値を更新している。円クロスのトレードスタイルは“先を読む”というよりは、むしろ保守的なものであろう。まず材料を確認すること。そして円クロスの習性である”トレンドが出だしたらかなり行く“に注目するものである。いつもかつも現れる現象ではない。したがって10動けば10取る事はできない。トレンドに気づき更にそのトレンドを進むと判断してポジションを取るわけであるからおそらく10のの内の半分ほどを狙う手法であるが、反面外れの確率も低い手堅い手法である。
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