ドル円テクニカル
「ドル円テクニカル」
3月は2月に続き月足陽線となった。長い下ヒゲも残し買い圧力も示した。昨年9月から続いた5ヶ月連続陰線から反転中。またスポットレートは200日移動平均線を昨年9月以来上抜いた。今後は5日、21日線、遠くは90日線が上抜きを狙うだろう。
この状態は昨年7月以来だが前回は約2ヶ月ほどで反転し下落した。
今回は需給など事情が違う。日本が貿易黒字から赤字へ転換したこと、日本が最大の景気悪化国ということ、米国の最悪の事態も想定されていることでサプライズ感がないことなどがある。詳しくはID為替リポートで常々書いていることなので参照願いたい。
一目の雲の上限から乖離しているが雲も上昇していくので無理な感じはしない。
トレンドラインは3本の上昇ラインを引いてみた、1本目は急激なのでこれは下抜く可能性があるが、下抜いた時に3月30日のような長い下ヒゲが出るかどうか。
移動平均線は、5、21、90が上向き、現在99.24の200日線が上向くかそうか。中期的な相場観はこれらが全部下向きになったら変えればいいだろう。短期ではまだ決定的な売りサインは出ていない。上ヒゲもないし、行き詰まり線も出ていない。
注文状況も日々お伝えしているが3月のような売りの厚さがないので上昇のチャンスはある。
ボリンジャーバンドは2月以来上限で推移しているが、バンドも拡大しているので上昇余地はある。上限を大きく上抜いた時は逆に売りを短期勝負で試みていいだろう(2月26日の例)。
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