もう利下げに意味はない、休日のユーロ円注文
「もう利下げに意味はない、休日のユーロ円注文」
*4月2日のECB理事会では予想の0.5%利下げに反し0.25%の引き下げとなった。
これで1.25%である。トリシェ総裁は次回にまだ非伝統的処置(量的緩和)の可能性は排除していないとしながらも、非常に慎重に引き下げるともしている。
* トリシェ総裁は仏出身なので、ドイツ派はさらに慎重かもしれない。今後もECBの動向にはエコノミストの予想がぶれるかもしれないが、もう利下げかそうでないかはあまりたいした問題でないような気がする。
*ここまで下げてきてどこの国もその国の限界金利に近いわけでこれ以上の利下げは効果はないだろう。むしろ出口戦略が示唆された時に注意したい。
*資源、穀物の上昇、最近のNZの長期金利、南アのCPI、豪の3月の金利据置など兆しはある。もちろんそれらの兆しが資源国通貨を上昇させてきたし、背景には中国の需要gある。その中国の3月PMIは景気判断の分かれ目の50を越えた。
前置きが長くなったが、注文はない。ドル円は休日でも注文が入っているがユーロ円は殆ど入っていない。
先週金曜はユーロ円、ユーロドルともに実体に比しやや長い下ヒゲを出しているので上昇余地はある。ユーロドルは雲の上に顔を出すだろう。
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