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2009年4月21日 (火)

豪ドル軟調で、、:津田

どうも豪ドルはそれまでの60-70セント、55-70円レンジを上放れて4月に入ってからは70-73セント、70-73円レンジにレベルアップしましたが、2段ロケット点火に失敗してまた70セント、70円割れとなってしまいました。やはりドル円が近くて遠い100円台に定着できなかったのが痛いですね。野村さんの言葉を借りると”天国通貨円買い”となりますか、、、

米国サイドからのリスク回避の動きプラス国内要因のダブルパンチとあっては、この一時撤退もやむなしというところでしょう。

国内的には昨日の6年ぶりのマイナスPPI(第一四半期-0.4%前期比)とラッド首相の「リセッション入り避けられない」発言に、本日のスティーブンスRBA総裁の講演(アデレードで)が追い討ちを掛けました。

同総裁は:
・すべてのデータは豪州経済のリセッション入りを示している。(ちょっと悲観的過ぎないか?)
・世界経済の成長率は少なくとも過去10年より低い。
・今後2年はインフレが低下する見通し。と述べた上で
・中国経済の回復の明確な兆しがある、と最後は他力本願!!

豪州株価指数(All Ordinaries)は2.4%ダウン(日経とほぼ同じ)、特に昨日銅、亜鉛、ニッケルなどの非鉄金属は4-6%下げていることに加えて、買収観測の不透明感漂うBHPビリトンとリオ・ティントは共に4%程度下げています。

まあ、市場が下値トライして24日のワシントンG7・G20にむけて再び”催促相場”を作っていくような感じですね?

ではでは


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