ううん、、豪州もごたついてますね:津田
どうもです。
本日発表の第一四半期PPIの前期比-0.4%となり、マイナスは約6年ぶりで、建築資材と輸入原油価格の下落が原因です。水曜日のCPIについても軟調な数字を読む向きが増えています。インフレ関連の弱い数字も、景気低迷を示唆するものと受け止められています。
一方ラッド首相は今朝「大恐慌以来の世界同時不況にあって、豪州のリセッション入りは避けられない」と再び弱気の発言をしています。ただ豪州の第一四半期GDPが発表されるのは6月3日ですので、大分間延びしてしまいますね?
本日のPPI、明日火曜日のRBA議事録とスティーブンス総裁講演、水曜日のCPIと盛りだくさんですが、豪ドルも70-73セント、70-73円のレンジの上限攻めに失敗して、今度は下値のサポートレベルをテストする動きが顕著になっています。
また昨年末リオ・ティントの買収を断念した英豪系鉱山大手BHPビリトンがリオ・ティントと週末に非公式の協議を行ったとの報道についてコメントを拒否しました。リオとチャイナルコの195億ドル規模の提携合意をめぐるリオの株主不安を背景に、再びBHPが買収に関心を示す可能性があるとの観測が高まっています。
一方本日のリオの株主総会(シドニー)においてPaul Skinner会長はチャイナルコとの提携の有意性を株主に力説しています。ロンドンにおける株主総会ではチャイナルコとの提携交渉に対して反対意見が強く株価は軟調推移しましたが、本日のシドニー市場においてもリオ株は2%下落しています。背景はやはりチャイナコル提携に関する不透明感と、今年の鉄鉱石価格交渉に対する懸念があるようです。
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