弱り目に祟り目?:津田
昨日は全般的にアセット市場は軟調推移。
WHO(世界保健機関)は昨日豚インフルエンザの感染拡大から緊急委員会を開催し警戒水準のフェーズを「3」から「4」に引き上げた。(6段階評価)この結果インフルエンザ発生国への渡航禁止、制限措置がとられることから、経済的影響が出て世界的なリセッションからの回復にも遅れが出るとの懸念が強まり、全般的にリスク回避の動きに繋がった。
渡航制限などから石油製品需要が減少するとの観測も出て原油価格も軟調。
一方オーストリア中銀のノボトニー総裁は:
・ユーロ圏の金利水準は長期間にわたって低水準にとどまる。
・必要ならば量的緩和を用いる容易もある。
と発言。ユーロはこの発言やリスク回避の動きから1.3000近辺まで下落。
また豚肉価格、食肉関連株下落を受けて豪ドル、NZドルなど畜産関連商品通貨も軟調推移している。
せっかく景気回復期待も見受けられる地合いに再び水が差された感じ。
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