豪州雇用統計:津田
どうも明日からイースター休日(月曜日まで)となりますのでロングランチになってしまい、大事な雇用統計をミスしてしまいました、、、、相場だけ見るとあまり変わっていませんが、結構ドタンバタンしたみたいですね?
内容は正直言ってやっと景気の悪さが反映された感じですね。悪い悪いと言われても結果からいえば過去一年でマイナスは昨年11月の-15.6千人であとは曲がりなりにもプラスでしたから。
失業率が1991年のリセッション以来の5.7%、就業者数が2003年4月以来の最大の減少である-34.7千人。(full time job -38.9千人、part time job +4.2千人)
政府見通しでは2010年に失業率は7%まで悪化。民間予想では9%までの悪化を見ているところもあるようです。
労働適齢者数は毎月28,000-30,000人増加していますから、労働参加率が今回の65.5%としますと毎月18,000人程度の就業者増が必要であり、全く厳しい状況といえます。
この結果を受けて再び現在の3%からの利下げ論議が高まりそうですが、むしろ世界的な景気後退の影響が遅れて豪州にも表れてきたととらえるべきのように思います。したがって今年後半に景気がピックアップする場合に、さらに来年にむけて雇用情勢が悪化の一途をたどるという見方には若干異論を唱えたいですが、相変わらず政府筋、エコノミストともに悲観的な見方が強いようです。
悪いという先入観を植え付けて、予想より良い数字が出てきたら”政策努力の結果”としたいのでしょうか?
豪ドルは野村さんおっしゃるように、buy on dipsが結構強いようです。
昨日から0.7000-0.7300、70.00-73.00円のレンジを律儀に守っています。
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