この一冊、南アフリカ、ポストマンデラの行方
「この一冊、南アフリカ、ポストマンデラの行方」榎 泰邦、論創社
南アフリカ、この一冊という感じだ。外交官が書いた本。
南アの歴史と現状をわかりやすくあっさりとまとめてくれている。
経済ではかなり具体的なことにも言及し、日本で走っている右ハンドルのベンツやBMWが南ア製だと私が知ったのもこの書からだ。マンデラ氏がボクサーであったこと、ムベキ前大統領とズマ次期大統領の確執のルーツなどにも触れている。
「南アはアフリカの日本なり」という表現も印象的であった。南アの将来の見方も一般とは違った視点で書かれている。外交官ということでマンデラ大統領を始めとする現地要人と直接の対話に基づいていることも新鮮である。
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