ドル円テクニカル
「ドル円テクニカル」
やや重いが貿易赤字下ではドル売りも続かない。
ここまでは4月はややドル円は重い展開。4月6日の高値101.43を抜けない。3月19日と3月30日の安値を結んだ上昇ラインを下に切っている。現在は4月6日と13日の高値を結んだ下降トレンドラインと4月15、16、17日の安値を結んだ上昇ラインの三角持ち合いとなっている。
3日連続下ヒゲを出ししぶとさを見せているが金曜日は下ヒゲだけでなく上ヒゲも出ている。ちょっとあいまいだがそれは5、21,200日移動平均線が99円に絡んでいることも影響している。昨年10月以来、21日線が200日線を上抜いたが5日線が下向いてその上抜けを相殺している。ボリンジャーバンドではまだ上半分に位置している。
注文状況では3月のように99円後半に売りが並ぶようになってきた。
ECBトリシェ総裁とスイス中銀ロート総裁が共通して自国通貨安を認める方向に触れている。その対価として円がファンダメンタルズでは劣るが一時的に買われる可能性もある。
以上でややドル円が重いようだが、貿易赤字である限り円買いの持続性はない。5日線が上向けばドル買いを進めたい。
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