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2009年3月18日 (水)

天才はスランプに弱い:津田

いやはや日本が韓国に1-4で負けましたね。ワールドベースボールのことですが。
特にイチローがここまで9打数ゼロ安打で極度のスランプだとか。楽天の野村監督に言わせると天才はどうして打てないのか分からないのだそうです。打つのが天賦の才能であるから、逆に打てなくなったときの修正方法がDNAに組み込まれていないのか??

話し変わって、最近解せない話が結構あります。イチローが何故に急に打てなくなったか?もその一つですが、たとえば事実上政府管理下に置かれたAIG幹部への巨額賞与問題。米上院議員が「AIG経営陣は日本企業を見習って自殺しろ。日本の場合失敗した企業経営者は謝罪する前に自殺するのが普通だ」との自説を展開したらしいですが。この賞与問題、個人主義の権化であるアメリカ国民からも大ヒンシュクを買ってるようですが、結果は火を見るより明らかであったはずなのに何故??

更に、今さらながらですが、やはりサブプライム問題で米国の不動産証券化商品が何故に世界中の金融機関にばら撒かれ、何故にリスク管理が出来なかったのか?各金融機関のリスク管理責任者が処分されたという話はききません。私は1昨年まで日本の銀行のディーリングルームにいましたが、特に近年はVAT=value at risk管理やNPV=net preset valueによる時価評価など、どんな小さなポジションに対しても、リスク管理が非常にやかましかったものです。早い話個人トレードの我々だってマージンが不十分だと即退場ですよね???
それを何千億円の損失が表面化するまでリスクが垂れ流しされていた。しかも世界中の銀行で??これは単にバブルがはじけたでは済まされない話。
昨年来気違い相場でのドタバタで考える暇がなかった私ですが(?)ちょっと市場が正常化してきて考えてみて、全く解せません。
失われた何十兆ドルはおそらく二度と戻らないでしょう。リスク管理がどうなっていたのか???だれか知っている人答えてください。


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