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2009年3月28日 (土)

為替珍プレー好プレーその1

「為替珍プレー好プレーその1」

為替も野球のように珍プレー好プレーがある。真剣にやってるからこその珍プレー好プレーである。

 取引する通貨を間違ったり、売りと買いを間違ったり、金額を間違ったりするのはよくあること。最近のIT革命で自分で売買する為替取引よりも、

電話やテレックスを使って取引するディーラーと、実際にその指示を受けて売買する人との距離があった時代のほうがより面白いプレーがあったように思う。

①公表相場を1ヶ月間違え続けていたがウヤムヤになった事件

 私も一度、いや二度公表相場を間違えたことがある。ポンドで間違えた時はディーリング一時停止となった。要は仲値が100円の時に一行だけが103円としているようなことをやったのである。私の件は別で紹介するが、

 1ヶ月間公表相場を間違えていたのに誰にも気づかれず、何のおとがめもなかった幸運な人もあった。通貨はシンガポールドル円とマレーシアリンギット円。これを1ヶ月逆に公表していたのだが誰も気づかなかった。

 あまり取引されていなかった通貨であったが、どちらも重要な日本の貿易相手国である。おそらくこのマイナー通貨は私の在籍していた銀行で取引することが多いので比較されなかったのだろう。ドル円ならすぐ発覚していたのだろう。おそらくその1ヶ月は企業の採算も微妙にぶれたり、マレーシア航空やシンガポール航空運賃収入も若干ぶれていたと思う。

 1ヵ月後ある商社が気づいて問い合わせてきて発覚したのだが翌日分からだけ訂正して落着(してないか)。

 原因は今ほど銀行でさえも他通貨のレートを表示するモニターがなかった。前日の終値を知らせるファクスで公表相場を決めていた。銀行が提示する相場こそ真の正しい相場であった。でも私のポンドの間違いは数時間後発覚したのであった。(とうことでいろいろな為替の間違いは半年に1回くらいあるので、間違ったら損得を考えずにすぐ訂正して引きずらないことである)

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