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2009年3月 3日 (火)

2月のドル高円安は画期的

「2月のドル高円安は画期的」

 2月のドル円は10円以上上昇した。この上げ方は2つの意味で歴史的だ。

一つは01年3月以来の大幅円安。また同じようなレベルでは95年8月の88円から97円まで上昇したことがあった。数年から10年に1回しか起きない単月での約10円のドル上げであったこと。

 もう一つは約10円のドル上げが介入によるものではなかったこと、さらにリパトリで円高になりやすい2月に円安となったことにある。95年はまさしく介入によるもの。01年はその月は介入がなかったが前年は介入を行っていた。

 介入もなしで10円の円安を遂げたことはよほど需給状況が変わってきた結果であろう。

 単純には貿易赤字、リパトリの減少、外貨投資の若干の復活が上げられる。

また日本は一番早く金融危機から立ち直ると首相が言っていたが世界最悪のGDPになったこともあるだろう。官僚が言わせているのだから日本の頭脳が狂ってきたということだろう。麻生さんが狂っているという小さな問題ではない。

  


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