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2009年2月26日 (木)

ダウもup & down

昨日は先月上昇に転じていた米中古住宅販売が予想値4.80百万件(年換算)に対して4.49万件と予想を裏切る数字になったことや、バーナンキFRB議長の下院議会証言が前日と変わり映えしなかったことの失望売りでダウは一時7150ドルと前日比200ドル下落。しかしその後、バーナンキFRB議長がCITIの国有化を明確に否定し、政府がストレステスト実施に平行して大手銀行に対する資本支援策を発表。これを好感して銀行株中心にダウも7400ドルのプラステリトリーまで急反発。結局引けにかけて7250ドルまで調整反落とドタンバンの展開でした。こちらの紙面でも一昨日のダウ新安値ブレークから、”下げトレンド再確認”の警報が目立ちましたが、取りあえず昨日は下げ止まったという印象です。

またS&Pはウクライナの通貨格付けをジャック以下に格下げ、またムーディーズはヨーロッパ、中東、アフリカ地区におけるABS消費者ローンのデフォルトが今年急増する懸念を指摘しています。

さて昨日もリスク回避の動きが目立ちましたが、従来の”円買い、ドル買い”から円が外れて、ドル一人勝ち状態となっています。ポンドは特に1.46から1.42割れまで大幅下落。
発表された第4四半期GDPが-1.9%(前年比)が失望感を誘いまた”UK Asset Protection Scheme”の詳細発表が延期されたことが嫌われました。

かかる中、豪ドルは対円クロスともに堅調維持。久しぶりに原油の反発(米国石油在庫特にガソリン在庫の大幅減少を好感)もあり商品先物インデックス(CRB)が4ドルほど反発したことも支援材料となっています。、

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